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お盆

お盆は昨日で終わってしまいましたが、
今住んでる、昭島市中神では昨日・今日とお祭りをしていました。

寂れた商店街のちっさなちっさなお祭りでしたが
なかなか風情があっていいものです。

お盆で思い出すのは、一応長崎県出身なもので
やはり精霊流し。

それと、五島出身なものでお墓での花火ですかね。

田舎では、お墓の周りに木やパイプで枠組みして
それにちょうちんを十数個ぶら下げ、初盆であればろうそく2本、通常は1本が燃え尽きるまで
お墓にいます。その間に大人たちは線香の束に火をつけたものを手に持ち
変わりばんこに親戚や知り合いの墓に線香を立てに回ります。

子供たちはというと、それについていったり
暇なのでお墓で手持ち花火をして遊んだりします。
(どうやらこのお墓で花火というのは五島だけらしいです。)

ちっさい頃は、よく父方の墓参りによくいっていましたが
その墓がある場所というのは、谷を登っていって片側の山の斜面に
お墓が並んでいたのですが、

そこを登っていき祖父母の墓があるところまであがると
丁度向かい側の山の斜面に、十字架のお墓がいくつか顔をだします。

石を単純に立方体に切り出したものを積み上げた様な墓しか周りにはなかったので
十字架のお墓には子供心になんとなく憧れを抱いていたのを思い出します。
なんか特別感があったのだと思います。

話は横道にそれますが、友達にクリスチャンがいて
今日は教会に行かなきゃいけないんだというのを聴いて
あれっ?僕は行けないの?と
こりゃまた何か特別感を感じて、妙な憧れを抱いていたのを思い出しました。

何故にあんなに憧れを抱いていたのか
不思議な感じがします。

今では、ゴスペルに引きつけられ
キリスト教に近いところにいますが、

その文化の違いにいつも驚かされ。

今の自分には中々受け入れがたいものに出会い、悩むこともあります。
まったく、人生わからんもんです。

宗教とどう付き合っていくのか?
その答えはまだまだ出そうにありませんが
とりあえず、自分に嘘をつくことだけはやめようと思います。

by bbex51346 | 2009-08-16 22:30